サロンオーナーの本棚

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アナスタシアの大地に根差した生き方

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人も自然一部。

大地に根差さないと、生きていけない。

 

 

「アナスタシア」

響きわたるシベリア杉シリーズは、

そんな事を思わせる本でした。

 

シベリアのタイガの草原で生きる

アナスタシアという女性の物語。

物語?実話なのでしょうか?

 

草原に彼女がいるだけで、

必要なものはそこに住む

動物に植物からすべて与えられる。

 

道具を創り出し、

文明を発展させてきた人類。

そのために忘れてしまった大切な事を

アナスタシアは今も守り続けている。

 

セラピストとして

ナチュラルライフを提案するものにとって、

アナスタシアの生き方は

理想的であり、

幻想的なほどこの文明社会と

かけ離れている。

 

今一度「身土不二」という言葉を

思い出してみてほしい。

その土地に住むものは、

その土地の恩恵を受ける。

 

生きるのに必要なものは、

自分の住む土地に揃っている、はず。

衣食住にわたる、すべてのものが。

 

街中に暮らす自分には

アナスタシアのような生き方は

到底できそうにないけれど、

彼女から学ぶことは多い。

 

モノに溢れかえった部屋を見て、

もっとシンプルな暮らしがしたくなる。

 

人間が作った時間や社会の仕組みは、

非常に不自然なもの思えてくる。

だからといって、

この文明社会からは抜け出せないのが現実。

せめて、心だけは自然でありたい。

 

日本語版はまだ全部

出版されていないようだが、

すべて読破したい。

そんなシリーズです。

アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)

アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)